trek road

I want to ride it where I like

白馬村 前編

ビンディング化したEmonda5の今回の遠征は、白馬村である。

そのパフォーマンスを十分発揮するのにはうってつけの目的地だ。

直前まで天気予報にヤキモキされたが、週末は夏日の晴れになった。

ガレージ内で待機するEmonda5だ。

早朝の出発なので、ここで輪行体制とし、最寄り駅まで母艦で送ってもらう。

最寄り駅から、まずは中津川まで移動する。

朝一番の電車に乗った。

車内はガラガラだ。

津川駅で松本行きに乗り換える。

乗り換えの時間が僅かだったので、写真が撮れなかった。

松本行きもガラガラだった。

輪行袋は座席の後に固定してある。

中津川を過ぎてからの駅はまさしく田舎の駅だ。

天気も良く木曽の山が見事だ。

ようやく塩尻まで来た。

ここは乗り換えなしで行ける。

乗ってる時間が長くて飽きてきた。

ようやく、松本駅まで辿り着いた。

乗ってきた電車、最近のワンマン電車は最新型でローカル線のイメージとちょっと違う。

いわゆるトレーダー分岐点である松本駅は大変な賑わいだ。

構内を輪行袋担いで歩いていく。

シマノビンディングシューズは歩きやすくてよかった。

長野に来たからには蕎麦を食わねばならん。

ここはモーニング蕎麦をやってるお店だ。

輪行袋を担いで店内に入ったら、店員さんも慣れてるようで、置き場所も用意してくれた。

モーニング蕎麦セットの月見そばと野沢菜おやきを食った。

本場のそばはやはりおいしい、本場のおやきもやはりおいしい。

これでエネルギー充填完了だ。

蕎麦屋の前で輪行解除した。

すでにかんかん照りとなってきた松本駅前を出発する。

これは暑くなりそうだ。

とりあえず、近くに松本城があったので寄り道した。

見事な名城である。

観光客も大勢いて賑わっている。

国道を避けて、川沿いの道を走っていく。

ロードバイクと何台もすれ違った。

車がいないので快適に走れる。

北アルプス連峰が見える。

天気が良くて空気が澄んでいるからよく見える。

水田に映った峰も美しい。

セブンイレブンがあったので飲料水を補給しておく。

この先、コンビニがホイホイあると思えないから見つけたら寄っておこう。

ついでにGoogleマップでルートも調べておく。

国道を進んでいく。

交通量が多いので走りにくい。

どこかでサイクリングルートに入らねば。

しかし、いちいち北アルプスが美しいので、止まって写真をとってしまう。

全然先に進まないな。

先に進まないけど、気持ちいいので全然気にならない。

国道から逸れた道に入って進んでいく。

街道記念碑がある。

Googleマップ北アルプス展望ルートがあったので、その道を行ってみた。

見事な北アルプスを横目に走っていく。

でも交通量が多いので注意しながら走る。

チェーン脱着場で休憩した。

テンション上がっちゃって、ここまでほとんどノンストップだった。

休憩したら腹が減ってきたので、近くの道の駅まで行ってみた。

松川の道の駅に着いたら、マスコットがお出迎えしてくれた。

サイクルスタンドが標準装備なのは、やはりロードバイク天国なのだな。

しかし、道の駅のレストランはイマイチだったのでやめた。

国道に出てご飯が食えるお店を探すことにした。

大町市に入った。

標高632メートルだそうだ。

だんだん向かい風が強くなってきて、なかなか進まない。

開拓した人を讃える記念碑がある。

しかし、ご飯を食えるところはない。

マクドナルドがあったので入った。

コーヒーとハンバーガーを食ってお腹を落ち着かせる。

あまりお腹いっぱいに食うと走れないからな。

白馬まで21キロの看板発見。

ようやく白馬が射程距離に入った。

しかし、これからキツくなるのだった。

向かい風が強いので、ちょくちょく止まってしまうのだった。

いちいち北アルプスが見事なので写真を撮ってしまうのだった。

本当に風景が見事だ。

いよいよ仁科三湖エリアに突入する。

これが最初の湖、木崎湖だ。

湖畔を走るルートが気持ちいい。

次は中網湖にやってきた。

立派な駅があるのが意外だったが、シーズンには観光客が押し寄せるのかも。

湖は道路からはあまりよく見えなかった。

仁科三湖の中では一番小さいからこんなもんか。

サイクリングロードの案内表示がある。

こういうところがロードバイクの聖地なのだな。

続いて、仁科三湖では最も大きな青木湖までやってきた。

北アルプスの白い峰と湖の青い水面が美しい。

しかし、本当に、どこを見ても美しい光景ばかりで素晴らしい。

このトンネルの後は、下の急坂となり一気に高度を下げる。

知らないうちに白馬村に突入していた。

水田が広がり、四方を山に囲まれて、ここは北欧かスイスかニュージーランドか。

こんな光景を自転車で走れるなんて最高だ。

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北アルプス万歳。

姫川サイクリングロードを進む。

車道と分離されてるから走りやすい。

踏切ではリゾート列車が走っていく。

遠くに予約したホテルが見えてきた。

もう少しだ。

しかし、このホテルの看板を発見してからが大変だった。

最後の急坂というヤツだ。

ホテルまでの道が天神坂と呼ばれる坂なのだ。

ヒーヒー言いながら登っていく。

しかし、ここでも美しい北アルプスが拝めるのだった。

坂を登り切って、今日の宿、ハイランドホテルに到着した。

予定時間ギリギリで到着したんだが、本当はもっと早く着くつもりだった。

想定以上に、向かい風が強いのと、北アルプスの写真ばかり撮って時間かかった。

チェックインして、部屋に向かう。

歩きながら撮ったらちょっとブレた。

館内は典型的な山のホテルだった。

部屋はキレイなツインルームで、大変に感じがいい。

あとは温泉入ってご飯食べて、また温泉に入った。

レストランからも、温泉からも、絶景の北アルプスが展望できた。

今日は良く走ってがんばった。

ベッドに入ったらすぐに寝てしまった。