さて次の日になった。
朝から温泉に入って北アルプスの眺めを満喫する。
この朝の温泉が宿泊の醍醐味だ。
一風呂浴びたら表に出てみる。
朝日を浴びる白馬ハイランドホテル、今日も天気がよく暑くなるようだ。
朝日を浴びるトレックも記念撮影しておこう。
ちなみに、自転車は館内のスキー用品置き場に置かせてもらえた。
ホテルの企画の朝の散歩に行くことする。
参加客は20人くらいで、ガイドの人に連れ添って歩いていく。
白馬のスキー場はいくつあるとか、いろんな説明を聞きながら進む。
散歩の行き先は白馬の有名な吊り橋のところだった。
まさしく絵に描いたような光景、絵葉書そのままリアルに見える。
散歩が終わったら朝ごはんを食べてチェックアウトした。
ホテルを出た直後の天神坂の絶景、トレックも記念撮影しておこう。
昨日考えた今日のルートは栂池高原から白馬大橋、塩の道から農カフェだ。
白馬村公式サイクリング初級コースに載ってたので選んだ。
途中、これまた北アルプスの絶景が素晴らしい。
この先、下りが多くて走るのが楽だった。
小谷村に入った。
曲がって栂池高原の案内看板、ここまですこぶる順調に快速で来た。
が、初級コースと思ってたのにこの後、地獄のヒルクライムに突入する。
例によって写真では分かりにくいが、相当に傾斜が厳しい坂道が、延々、タイトコーナーつづら折りで続くのだ。
汗だくになりながら上っていく。
ここで切り札を出すことにする。
ホテルでもらった北アルプスの天然水だ。
ごくごく飲んだらパワーが出てきたぞ。
ヘロヘロになりながら走ってたら、バリバリのピタパンロードバイク乗りたちにごぼう抜きされた。
あと1キロが遠い。
それでも、不撓不屈の精神で、坂を登り切るとそこには、またしても北アルプスの絶景が待っていた。
素晴らしい、ここまでの苦労が吹っ飛ぶ。
感動して何枚も記念撮影してしまった。
栂池高原の案内看板、要するにスキー場だな。
リフトで上れば槍ヶ岳も見えるとホテルのガイドさんが言ってたな。
シーズンオフなので静かなものだ。
ここからでも北アルプスは見える。
何もなさそうなので、栂池高原をあとにした。
続いて、高原からの白馬村名勝、サイクリストに人気、パノラマ橋を滑り降りる。
この下り、めちゃくちゃ気持ちいいい。
素晴らしい、白馬村最高だ。
パノラマ橋で白馬村に戻ってきた。
そして、塩の道ソルトロードに入った。
かの西村寿行先生の名作「垰」の舞台となったのが、ソルトロードであった。
そのソルトロードをトレックのロードバイクで走ることになるとは、思いもしなかった。
続いて白馬村、絶対に外せない名観光スポット、白馬大橋からのこれまた絶景の北アルプスだ。
素晴らしい、北アルプス、素晴らしい。
ここからしばらく下りなので、走りやすくていい。
上りとは比べ物にならないくらいの速度で、次の目的地に来た。
走りまくったから何か食べないと。
白馬村では人気の農カフェだ。
残念ながらランチの時間にはまだ間があるのだった。
カフェメニューだけなので白馬いちごワッフルを食っら、甘いものが身に染みるよ。
ここでデジカメの電池切れとなってしまった。
この先写真はiPhoneで撮ったので少なめになります。
白馬駅の電車の時間に合わせると、駅まで昼にすることになる。
ランチとデザート、順番逆になるが仕方がないのだ。
駅前の蕎麦屋をスマホで探したらここがヒットしたのでやってきた。
おいしく蕎麦をいただいて、白馬駅までやってきた。
後ろ髪を引かれるが、ここから輪行で帰るのだ。
このタイミングで電車に乗らないと、次は3時間先になってしまうからな。
駅前で輪行体制にする。
ロードバイク乗りの方が大勢いるので見られてるかと思うと緊張して時間かかった。
白馬駅のホームから、時間通りに電車がきたので乗り込んだ。
観光客と地元の人とで、意外に混雑して、輪行袋を前に置くしかなかったので窮屈だった。
外も全然見えなかったので残念。
25の駅に止まる各駅停車で、時間かかってようやく松本駅まで来た。
そして、中津川行きの電車のホームに降りた。
特急あずさが並んでいるのがホームから見える。
最後まで絶景に恵まれてる旅だな。
あずさはここから東京に行くんだな。
中津川行きに乗り込んで、ようやく普通に座れたので一息つけた。
一息ついたらお腹が空いてきたが、食べ物は調達していなかった。
松本駅でお土産を買うときにおやつでも買っておけばよかったが、もう遅い。
木曽の山を眺めながら、空腹を耐えつつ鉄道旅は続く。
そういえば、輪行のブログを読むと帰りの電車で一杯飲みながらとか書いてあったな。
次はチョコとコーヒーくらい買うことにしよう。
各駅停車の長旅で、ようやく中津川駅まで来た。
ここで乗り換えて地元駅まで、もう少しでおうちだよ。
約6時間の鉄道旅で、ようやく地元駅に戻ってきた。
長かった。長すぎる。次は絶対に特急しなのに乗ろう思う。
経済的にはきついが、精神的体力的にはそっちの方が健全だな。
母艦に迎えに来てもらって実家ガレージに帰ってきた。
輪行を解いて復元する。
こうして、全ての行程が完了した。
天気に恵まれ、北アルプスの絶景を満喫し、おいしいものを食べて、ヘロヘロになるほど走って、白馬村への遠征は大成功だった。
次はビワイチだな。
お土産は信州りんごバターサンドクッキー、じゃらんで人気のお土産らしいので買ってきた。
期待してなかったけど、めちゃくちゃにおいしい。もっと買ってくればよかった。